イエローノート

日々学び、日々遊び、日々挑み、日々成長。自分の学びの備忘録。

【読書録】『それ、なんで流行ってるの? 隠れたニーズを見つけるインサイト思考』原田曜平著


新しい言葉を学びました。

 

インサイト

 

広告業界では最も重要な概念だそうです。この言葉の意味するところは「人を消費行動に駆り立てる最も大切な要素」であり、広告の仕事は「本人も気づいていない、潜在的なニーズ=インサイト」を探り当て、それを消費者に知らしめること。平たく言えば「そう、それ! そういうのが欲しかったんだよ!」とターゲットに気づかせること。これが広告の仕事だそうです。

 

本当のニーズを探ることは難しいですが、すごく面白いと思いました。

例えば人が「私はスタバが好きです」というとき、その人が本当に好きなのは「コーヒーの味」なのか、「お店の雰囲気」なのか、それとも「おしゃれで少し高級感のあるスタバに通う『自分』」なのか。

例えば人が「インスタにハマっている」というとき、本当にハマっているのは「きれいな写真をとること」なのか、「写真を通じて仲間とコミュニケーションすること」なのか、それとも「インスタ映えするモノや場所をたくさん知っている自分を『アピール』すること」なのか。

 

私もネット上で発信することを始めました。「読者のインサイトを探ること」を肝に銘じたいと思います。過激なタイトルや写真でページビューを稼ぐことはできても、継続的なフォロワーを獲得することはできません。私が発信する目的は「自分の頭で考えたことを整理し、伝わる文章を書くこと」であり、「フォロワーを獲得すること」ではありませんが、ある程度フォロワー(ページビュー)がつかないとモチベーションが続かないのも事実。伝わる文章を書くため、世の中の人たちのインサイトを探り、読者にとって新しい気づきが得られるような文章を書けるように修行します。