イエローノート

日々学び、日々遊び、日々挑み、日々成長。自分の学びの備忘録。

【読書録】「思考中毒になる!」齋藤孝著

最近のマイブームは「考えて、書く」です。このブログもその一環で始めました。始めて3か月程度ですが、自分の生活に張りが出てきたというか、モチベーションアップにつながっているという実感があります。「考えること」「書くこと」が楽しくてワクワク感が止まりません。何なのでしょう、この感覚。

 

そう思っていたところに書店で出会ったのが、本書「思考中毒になる!」です。自分のワクワク感の正体がわかるのではないかと思い、本書を手に取りました。内容は納得感の連続でしたが、特に決定的だったのは「記録するだけで思考や行動の質が上がる」という指摘でした。まさに「我が意を得たり!」でした。

 

書くという行為は、自分の頭の中にあるものをアウトプットする行為であり、自分の思考を見える化するということです。文章として自分の思考を見える化するには論理的に表現する必要があります。この「論理的に表現」というのがポイントです。頭の中だけで考えていると、同じことを何度も考えたり、考えがあちらこちらに飛んでしまったり、堂々めぐりの思考ループに陥ってしまうことがあります。結局たいした結論も出せず、時間だけが進んでしまいます。これを回避する最良の方法が「書く」という行為だと思います。書くことによって自分の思考が整理され、自分の考えや行動の根拠が明確になり、自信が生まれ、無駄が少なくなり、次の行動への移行が早くなる。これが今の自分に起きていることです。これが今のワクワク感やモチベーションアップの正体ではないかと思っています。このブログを書くという行為は、想定外の良い効果を自分にもたらしています。自分の成長のため、しばらく続けていきたいと思っています。