イエローノート

日々学び、日々遊び、日々挑み、日々成長。自分の学びの備忘録。

【愚考録】時間の使い方について考えた

いま、自分にとって一番の関心事である「時間の使い方」について、改めて考えてみました。


時間に対する問題意識

時間は有限。1日24時間、年間365日。
人間にとって時間ほど公平な資源は他にないですよね。生まれや環境、お金や資産、性格や才能など、それぞれの人が持っているものは当然違いますが、時間だけはすべての人に公平に与えられています。
その時間をいかに有意義に使うか。これを意識するのとしないのでは、人生の豊かさが圧倒的に違ってくるのではないかと感じています。


いまの時間の使い方

ここで自分の1日の時間割を振り返ってみます。
平日の平均的な睡眠時間は約6時間(0:00~6:00)。よって活動している時間は18時間。このうち8:00~20:00の12時間は勤務時間。したがって通勤時間も含めたプライベートな活動時間は6時間(朝2時間、夜4時間)。さらに食事や入浴等の生活時間を考慮すると、完全に自由な時間は3~4時間ということになります。この時間をいかに有意義に使うか、を考えていきたいと思います。


有意義な時間とは?

今の私にとって、有意義な時間とは以下3つの基準を満たすものです。

   ①新しい体験が得られる時間
   ②収入増加につながる時間
   ③楽しいと思える時間

①は自分の成長、知見の拡大につながるものです。最も重要だと考えています。いまの時代、“情報”はインターネットでいくらでも調べられます。このような環境で価値があるのは「現場、現物、現実」を知っているという“実体験”だと思います。“知っている”というだけではもはや価値はありません。自らの体験を“自分の言葉”で“生々しく”語ることができる人こそが価値が高いといえます。

②は自分をマネタイズするということです。いまの私の収入源は「本業の給与収入」と「小遣い稼ぎのメルカリ」の2本立てですが、今後のことを考えれば多様な収入源を獲得する必要があると考えます。現時点で考えているのは運用と副業。特に副業では①で得た「自分にしか語れないこと」を源泉としてマネタイズすることを考えたいと思います。これについては後段で詳しく検討します。

③は最も根源的なことだと思っています。当たり前ですが、自分の時間は楽しいことに使いたいですよね。楽しくなければ有益なことあっても長くは続けられないので。どんなに①②の基準を満たしていても、楽しいと思えなければやりません。

余談ですが、私にとって最も楽しくないのは「人との交流」です。特に嫌いなのは、研修などでよくありますが、いきなり初対面の人と議論しなければならないような場面です。仕事としてビジネスの話をするのは問題ないのですが、プライベートな雑談や飲み会などが苦手。どうしても楽しいと思えません。対人スキルが高い人は、研修や交流会などを①や③だけでなく②につなげていくのでしょうが、私の場合とにかく“人”が苦手。ライフネット生命創業者の出口治明氏が知見拡大の手段としてよく「人、本、旅」を掲げています。その趣旨には100%同意しますし、「本、旅」は自分も実践していきたいと強烈に思いますが、「人」は絶対に実践できません。私にとっては“人との交流”は苦行でしかないので、克服するつもりもありません。

余談が長くなってしまいましたが、以上3つの基準に照らし合わせて、自分の時間を何に使うべきかを判断したいと思います。

 

時間を確保するためにどうするか?

時間を確保するための鍵は「やらないことを決める」ことだそうです。やりたいことは次々に出てきますが、全部をやる時間は当然ありません。もし時間が無限にあるのなら、やりたいことは全部やればよいでしょう。しかしそんなことはできません。だから時間を確保するためには「やらないこと」を決め、「やるべきでないこと」を減らす必要があります。


やるべきでないことは何か? それは上記①②③の基準を満たさないことです。具体的には、会社の飲み会や電車内の居眠り(①~③のどれも満たさない)、長時間のスマホいじり、特にYouTube(③はありますが、得るものが少なく、たいてい後悔する)、流行りものの資格試験勉強(①はあっても、たいていの場合②③はない)など。 これら時間を減らし、有意義な時間を増やしたい。


では、すべきこと・増やすべき時間は何か? それは基準を(少なくとも)2つ以上満たすものです。具体的には、読書や散歩・旅行、料理、メルカリ。自分の時間はこれらで満たしていきたいと思っています。

 

自分の時間をどう増やすか

ここまでは無駄な時間を減らし、有意義な時間を増やす方向で検討してきました。しかしこれはまあ、普通の考え方ですよね。さらに踏み込んで、自分時間を増やす方法を検討してみたいと思います。


最初に確認したように、いまの私の自由時間は1日3~4時間です。この時間を①②③を満たす有意義な時間にするのは当然として、それ以外の時間(睡眠時間、生活時間、勤務時間)も①②③を満たす時間にすることはできないでしょうか。


この問いに対する、現時点の私の答えは「その時間は自分の分身に働いてもらう」というものです。睡眠時間、生活時間、勤務時間は、物理的に他の活動ができない時間。だから自分の「分身」を創り、分身に①②③の基準を満たす活動をしてもらえば良いのではないかと考えました。いま考えている「分身」の候補は、自分が持っている「お金」と「体験」です。「お金」を投資運用することによって、新たな収益が生まれ(②)、新たな経験も獲得し(①)、儲かれば楽しい(③)。「体験」を誰かにとっての有益なコンテンツに仕上げ(③)、ブログ等で発信することによって(①)、マネタイズする(②)。これらは①②③をすべて満たす新たな挑戦です。


「運用」について、いままで真剣に考えてきませんでした。投資運用は長期戦略が基本ですので、残された時間を考えると、これまでの機会損失は大きいと思われます。投資は失敗することも当然ありますが、そこから得られる知見も大きいと思います。また投資の原資はお金だけとも限りません。「時間を投資する」という考え方もあります。自分時間を有意義なものに投資すれば、有意義なリターンが得られるはずです。


「自分の体験をマネタイズする」は今の自分にとって最大のテーマであり、大きな挑戦です。自分の体験の「何が」「誰にとって」有意義なのか。自分にとっては当たり前(既知)でも、他人にとって当たり前でないもの(未知のもの)。自分は経験済みだが、他人は未経験のもの。これらを探求し、発信していきたいと思います。